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新年一つ目のリフォーム担当の前田のお話は畳について!
畳のあるお部屋って情緒があって、
こたつや和モダンなインテリアも飾れたり近年再注目されていますね。
日本人に古くからなじみのある畳について聞いてきました!
昔は年末の大掃除の時には、「畳上げ」をおこない、日干しをしている風景があったそうです。
今では、発泡スチロールとベニヤを入れた軽量なものが流通していますが、
昔の畳は中に藁を重ねて縫ったものなので、重たいものでした。
しかし、藁はお部屋の湿気を吸収し、
乾燥したらその分溜めた湿気を放出してお部屋を加湿してくれるのです!!
伝統的な畳って、日本の気候に合ったものなんですね。
畳のサイズは関西や関東、沖縄などいくつかの種類と基本的なサイズはありますが、
実は職人さんによって、それぞれのお部屋毎に合わせて作られているのはご存知でしたか?
なおかつお部屋の畳を置く位置まで計算して作られているのです!
畳上げの際に裏面を見ると「西の東」「北の南」など配置をあらわす特有の表記があるそうです。
きちんとどの位置にあるかを覚えておかないと、お部屋にすっぽりはまらないのです。
知っているようで知らない畳の世界。
伝統的な畳のある生活も心地よさそうですね。
それではまた次回のお話をお楽しみに!
更新日時 : 2016年01月08日 | この記事へのリンク :